情報共有の一元化とデジタル基盤整備の進捗状況について(2025年6月度)

デザインカロン合同会社では、持続可能な成長とお客様へのサービス品質向上を目指し、代表社員を中心に自社のビジネスプロセスにおけるDXを進めております。

当社は、2024年12月のDX認定取得に際し、DX戦略の進捗や成果について、毎年6月と12月の年2回、ホームページ内の「お知らせ」で継続的に報告する方針を公表いたしました。
今回は、認定取得以降、最初の報告となる2025年上半期における取り組み内容として、デジタル技術の活用状況や推進体制・環境整備に関する進捗をお知らせいたします。

1. 情報一元化とデジタル基盤整備の進捗(新システム1件目)

2025年上半期において、当社は1件目となる新しいシステム基盤の整備を完了し、実務での安定運用を開始いたしました。

■ OCR機能付きグループウェアの導入と書面のデジタル化
社内にスキャナを設置し、これまで紙やPDFで保管されていた契約書、仕様書、請求書などの書類を順次デジタル化しました。
デジタル化したデータは、新たに導入したOCR機能付きグループウェアに集約して管理することで、文書管理の効率化が大きく進んでいます。

■ データの一元管理と共有フローの整備
これまでスタッフや外部パートナーが個別に管理していた顧客情報、営業履歴、プロジェクトの進捗などの業務データをクラウドストレージとグループウェアへ一元化する仕組みを整えました。
集約されたデータは日次または週次で更新するルールを設けることで、情報共有のスピードと正確性の向上を実現しています。

2. 推進体制の稼働とスタッフのリスキリング

デジタル技術の導入効果を最大化し、戦略の形骸化を防ぐため、当社では以下の体制づくりと組織的な取り組みを並行して進めています。

■ 代表社員主導の「DX課題把握ミーティング」の実施
社内全体ミーティングを定期的に開催し、進捗状況や解決すべき課題、対応状況を率直に共有しています。
この場で業務プロセスの標準化や必要な軌道修正を行い、DXの取り組みが個人依存にならないようにしています。

■ 教育・研修に関わる予算確保とeラーニングの推進
従業員のデジタルスキル向上を目的として社内予算を確保し、データ分析やクラウド技術などの基礎知識を体系的に学べるeラーニングの案内を実施しました。
継続的な学習機会を整えることで、DX推進に必要な知識を組織全体で底上げしています。

3. 成果指標(KPI)に対する中間評価

当社ではDX推進に係る具体的な成果指標(KPI)として、以下の2点を定めています。

■ 指標1(財務)
2026年までに営業利益率を10%向上させること。

■ 指標2(効果)
2026年までに少なくとも3件の新システム導入を検討・試験し、定着したシステムにおいて業務効率向上率10%以上を達成すること。

現在、1件目の「OCR搭載グループウェア」が実務に定着したことで、社内情報の検索や過去資料の参照にかかる不要な間接時間が削減され、間接コストの抑制という形で指標1・2の双方に寄与する初期成果が得られています。
今後は、実務プロセス全体のさらなる自動化を目指し、2件目の新システムとなる「AI技術を活用した業務効率化」の検討・検証フェーズへ移行してまいります。

自社内のデジタル実践から得られた成果や知見を活かし、滋賀の地元中小企業のお客様に対して「顔の見える伴走支援」として、より質の高いホームページ制作やDX支援サービスを還元できるよう、下半期も変革を推進してまいります。