ところが、以前のレンタルサーバでは可能だった、FTPソフトやファイルマネージャー経由での400パーミションへの変更ができないことがわかり、サポートへ問い合わせたところ、SSHでの変更ならば可能と言われました。
SSH、、ほとんど使いませんので、今後のための操作方法の忘備録です。
目次
サポートからのメールの返事
1. コントロールパネルからSSHアカウントの追加
アカウント作成までは、ConoHa WINGのFAQのページに掲載がありました。手順に沿ってアカウントを作成します。プライベートキーは、一旦デスクトップに保存します。
今後の設定に必要なのは、この画面の「ホスト名」「ポート番号」「ユーザ名」です。
2.Tera TermでConoHa WINGに接続する
FAQに接続方法の記載がありましたが、少し物足りないので補足します。そのまま接続しようとするとこのようなエラーが出ました。「SSHパケットを送信中にエラーが発生しました. 切断します. (WSAAsyncSelect:10093)」Tera Termの設定を変更する
Tera Termのメニューから「設定」>「SSH…」を選択します。優先する鍵交換アルゴリズムの順(E) (SSH2のみ)の欄で、ecdh-sha2-nistp521 → ecdh-sha2-nistp384 → ecdh-sha2-nistp256 と、数字の大きい順に並べ替えます。そして、メニューから「設定」>「設定の保存(S)…」をします。
通信エラーが出ないようならこの手順は省いてもいいと思います。
Tera termの接続設定をする
Conoha wingのコントロールパネル内で作成したSSHアカウント情報で設定をします。Tera termの、[ファイル]→[新しい接続]をクリックします。
「ホスト」と「TCPポート」の項目に、情報を入力します。設定できたら、OKボタンをクリックします。
ユーザ名の欄に、該当のIDを設定します。ウィンドウ中央の秘密鍵のところには、SSHアカウトを作成した時にダウンロードをした、秘密鍵のファイルを指定します。完了したら、OKボタンをクリックします。
このような画面が出てきたら、接続成功です。
3.コマンドを使ってパーミッションの変更をする
パーミッション変更のコマンドは、chmod です。
構文:chmod [設定するパーミッション] [ファイル or ディレクトリ]
やっと変更ができました。
chmod以外で使用したコマンドは下記の通りです。
ls | フォルダ、ファイルの一覧を表示 |
cd | フォルダの場所を移動 |
pwd | 現在のフォルダの場所を表示 |
chmod | フォルダ、ファイルの権限(パーミッション)を変更する |
ll | ファイルやディレクトリの情報を確認 |
快適に動くのですが、ConoHa WING、エックスサーバやロリポップに比べるとFAQが少ない印象です。もう少し充実すると完璧なのですが。